8月18日~22日の保育
今週のいずほ
今週は、高校生のお兄さんがインターンシップに来てくれたり、交通教室でお勉強したり、誕生会もありました。
中でも、木曜日の避難訓練においては、午前中には近隣火災を想定した西側駐車場への避難、夕方からの引き渡し訓練では保護者の皆様にもご協力いただき、子どもたちにとっても日常とは違う一日になったと思います。
今週は園長の阪田がお伝えします。いつもに増して、私の思いがつまった内容になると思います。
引き渡し訓練では、大雨警報に伴う雨量の増加による浸水の可能性を想定しての垂直避難を寝起きから行い降園を待つ、という体制で実施しました。
災害時連絡カードを作成した際、引き渡しの場面は園内で留まれる状態だけではなく、万が一園外へ避難した先での引き渡しも想定しました。
また場所が違う・引き渡しする職員が違うなど、通常とは異なる環境下で引き渡す際のルールのラインをどのように設定するか様々な状況を予測しました。
災害時の園児引き渡しについては、非常事態下でお迎えに来られる人が通常の送迎者ではない可能性もあるのではないか?保育者も同時に被災者でありどこまで業務優先でいられるのか。保護者と保育者がお互いに顔を知らない者同士だった場合、乳児をはじめとする未就学児を引き渡す際、何を根拠にこの人がこの子の保護者であると認識するのか。
現状の連絡先の管理システムにも課題があると思います。ペーパーレス化が進む時代に合わせて、データのデジタル化も必要ですが、災害時デジタルでの対応ができない環境下においてはアナログな方が対応しやすい事もあります。
今回の引き渡し訓練では、まず入園時に作成した災害時連絡カードの存在を今一度保護者の皆さんに認識してもらい、記載してある連絡先を見直してもらう機会に出来るなと思いました。
そして、実際に職員も災害を想定した体制下での保育や引き渡しを経験してみることで見えてくる課題を共有し、今のマニュアルを見直す必要も出てくるかもしれません。
これから職員みんなの反省や意見を集約するとともに保護者のご意見も聞かせてもらい、見直しに生かしていきたいと思います。
今回、15時過ぎにメールで訓練の第一報を保護者の皆様に送りました。
訓練とはいえ、メールを確認後すみやかにお迎えにきてくださった保護者の方がたくさんおられました。退勤後早めに来てくださった方もおられたことと思います。
メールに関しても、本文が未開封のままお迎えに来られていた方が多くいました。(これはシステムの問題もあるかもしれません。)
当園の避難訓練は『訓練』だからシナリオ通り・予定通りするのではなく、本番を想定して意地が悪いように感じるかもしれませんが職員の不意をつくような設定で行うことが多くあります。今年度に関しては訓練日が知らされているのみで、訓練の内容や時間はどの職員にも知らせないまま始まります。
この引き渡し訓練も、日程と午睡後からの動きは軽く設定して伝えましたが、引き渡し方の詳しい内容や注意点など細かくは決めず行いました。
職員も不安だったと思います。実際に動く中で焦りや困り感を感じる場面もありました。
しかし、実際の災害時には誰しも動揺し心のゆとりがなくなります。少しでも冷静に対処できるよう、訓練の段階で不安や困ることを実感してもらいたいと思いこのような訓練を実践しています。
実際にイレギュラーな体制での降園時間の保育を経験していつもに増して疲労感が大きく、当日は反省をまとめる余裕もないほどに疲れました。
保護者の皆様も、今回の『訓練』をどのように捉えられていたでしょうか?
これからいつかは起こりうる大災害時、私たち大人は子どもたちの命を守るために出来る限りの準備をしておく必要があると常々感じています。
今週の献立
8月18日(月):ナポリタン、キャベツの玉子サラダ、スープ(豆腐・人参)
8月22日(金):ライスコロッケ、夏野菜のクリーム煮、キャベツとお豆腐サラダ
8月22日(金)離乳食(後期):かゆ、野菜のミルク煮、お豆腐サラダ